糖度計の正しい使い方

正しい糖度を測るために、正しく糖度計を使用しましょう。

この記事では、糖度計による糖度測定時に注意する点をご紹介します。

 

①測定物の温度

 液体の温度と濃度は反比例の関係にあり、濃度測定に影響を及ぼします。

 しかし、大体のデジタル糖度計はBrix値の基準値である20℃の時の値に補正してくれる

 自動温度補正機能付きになっており、温度の影響無く測定できます。

 AD-4771は測定物の温度0~45℃の範囲内で、自動温度補正を行います。

 

②気泡の除去

 液体サンプルを測定する際に気泡が混入してしまうと、正確な測定ができなくなります。

 

③果実の除去

 果物などの測定で液体以外に果実が入ってしまうと、正確な測定値が出ない場合があります。

 

④汚れ・付着物の除去

 センサ部分に汚れや付着物があると正確な測定ができない場合があります。

 測定値が正確でないと思われる場合には、水で洗うなど清掃を行ってください。

 

⑤十分なサンプル量

 液体の量が少ないと、正確な測定ができません。

 サンプルステージの測定部が覆いかぶさるように数滴垂らしてください。

 

 

 

② ~⑤は、糖度計の測定原理が関係しています。

(参考:A&D電子計測機器公式ブログ『糖度計の測定原理』

 https://blog.aandd.co.jp/sp/ad-5687/refractometer_principal 

 

 

正しく糖度測定するためには、以上の注意点に気を付けて測定することをおすすめします。

 

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