電気計測器には様々な種類があり、測定項目や目的によって、使い分ける必要があります。
本記事では、テスター(マルチメーター)・クランプメーター・検電器の各特徴をご紹介いたします。
テスター(マルチメーター)は、直流・交流の電流や電圧、抵抗を測定することができます。
ただし、測定時には、回路上の配線を切り、回路と直列に接続する必要があります。
クランプメーターは配線を切断することなく、通電状態のまま電流を測定することができます。
交流専用タイプや交直両用タイプがあります。
テストリードを接続することで、電圧や抵抗を測定できる製品もあります。
検電器は被覆電線の上からでも交流電圧信号を検出することができます。
電流や電圧の大きさを数値で表すことはできません。
以上のように、それぞれ特性があります。
どれも電気に係る作業者の生命を守ることに繋がる電気計測器です。
用途・目的に沿って正しい使い方で測定しましょう。
(参考:A&D電子計測機器公式ブログ
『クランプメーターの正しい使い方』 https://blog.aandd.co.jp/sp/ad-5586/how-to-use
『検電器の正しい使い方』 https://blog.aandd.co.jp/sp/ad-5571/how-to-use )