絶対湿度から見るインフルエンザ予防

 

季節性インフルエンザ感染の予防には絶対湿度に気を付ける必要があります。

(参考:A&D電子計測機器公式ブログ『相対湿度と絶対湿度の違い』

 https://blog.aandd.co.jp/sp/ad-5687/influenza-zettaishitsudo

 

下図は、絶対湿度の範囲を4区分に分け、空気の乾燥状態と季節性インフルエンザの流行状態を表しています。

インフルエンザの流行を抑えるには絶対湿度を11g/m³以上に保つことが有効です。

流行の指針

*エー・アンド・デイでは、空気の乾燥状態を示し、

 季節性インフルエンザの流行の目安となる絶対湿度を「乾燥指数」と呼称しています。

 

ただし、季節性インフルエンザの流行は病原・宿主・環境(自然・社会)の3つの因子が影響するので、

例えば地域の社会的要因(人口密度など)が異なれば、流行の大きさや時期が異なることも考えられます。

したがって、上図で示されるインフルエンザ流行の指針は、

根拠にもとづいた確度の高い「目安」としてインフルエンザの予防に役立てることをおすすめします。

 

室内の絶対湿度を高く保つように加湿することが、インフルエンザの感染と流行の予防には有効ですが、

相対湿度70%RH以上に加湿すると逆にカビが発生しやすくなるため、過度な加湿には注意が必要です。

 

また、絶対湿度が高くても、近くにいる患者の咳やくしゃみなどで飛沫感染することがあるため、

加湿に加えて、マスクの着用や手洗い、うがいの励行なども有効な予防手段となります。

 

AD-5686,AD-5687(みはりん坊W)なら絶対湿度とインフルエンザの危険ランクを警戒・注意の2段階で表示し、

警戒値をアラームで知らせることができるため、絶対湿度の管理に最適です。

 

 

参考文献

一般財団法人 宮城県地域医療情報センター:「全国インフルエンザ流行予測」

 http://www.mmic.or.jp/flu/mikata.html 

 

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