夏は、屋外はもちろん屋内、特に厨房では火を扱うので、さらに暑さが増し、熱中症になりやすくなります。
熱中症や体調不良にならないためには、厨房の温湿度管理が必須です。
企業は労働者が安全・健康に労働できるよう配慮する義務(安全配慮義務)があります。
使用者は従業員の健康管理についても留意する必要があります。
従業員が安心して働ける環境づくりは使用者の義務です。
また、厚生労働省は「職場における熱中症予防マニュアル」において、
作業環境管理を行うよう明記しています。
その中に、WBGT値(暑さ指数)の低減に努めるべきだ、との内容も含まれています。
従業員の健康管理のために、厨房内の温湿度をしっかり可視化することが大切です。
従業員にこまめな水分・塩分補給、休息を促すとともに、
熱中症指数計の数値を参考に最適な環境づくりを行いましょう。
参考文献
厚生労働省:労働契約法のあらまし
https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/000848722.pdf
厚生労働省:職場における熱中症予防マニュアル
https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/000636115.pdf