熱中症の発生には、
環境:気温・湿度・風
からだ:年齢・健康状態
行動:運動・作業・状況
などの要因が関わってきます。
本記事では、熱中症の予防・対策のポイントについてご紹介します。
気温が高い時だけでなく、湿度が高い時も熱中症に注意が必要です。
屋外では黒球付き熱中症指数計、屋内では携帯型熱中症指数計を常に確認できるところに置き、
危険度の確認を随時行いましょう。
アラームで危険度をお知らせしてくれる熱中症指数計もあります。
A&Dでは様々なタイプの熱中症指数計を取り扱っています。比較表はこちら |
汗をかくと、体内の水分とともに塩分やミネラルも奪われます。
そこに水分だけ補給すると血液中の塩分・ミネラル濃度が低くなってしまいます。
大量に汗をかいたときには、塩分・糖分を補給できるスポーツドリンクなどによる水分補給がおすすめです。
意識して水分補給するのが難しい場合は、タイマーを利用すると決まった時間に水分補給ができます。
扇風機やエアコンなどを使用して、快適な温度を保ちましょう。
節電のためにエアコンを使用しなかったり、温度を高めに設定していると熱中症のリスクがあります。
エアコンの風を上向きにして、サーキュレーターを併用すると
冷房効率を上げることができ、節電にも繋がります。
☀ 健 康 的 な 生 活
バランスの良い食事や質の高い睡眠をとることで、
熱中症になりにくい丈夫で健康的な体をつくることができます。
☀ 衣 服 の 工 夫
衣服は綿や麻など通気性のよい生地、下着は吸水性や速乾性にすぐれた素材を選ぶとよいでしょう。
☀ 冷 却 グ ッ ズ の 活 用
近年の猛暑への対策や節電対策が注目されていることもあり、冷感・冷却グッズの種類や数が増えています。
目的・用途に合った冷感・冷却グッズを使用しましょう。
☀ こ ま め な 休 憩
仕事や作業だけでなく、家事や遊びでも集中していると自分では気づいていない内に
体内の水分を失っていたり、疲れていたりすることがあります。
休憩時間を決めたりして、意識して休むことが大切です。
☀ 暑 熱 順 化
暑さに体を慣れさせることで、熱中症になりにくい体づくりをしましょう。
また、屋外では、熱中症へのリスクが高まります。
上記対策に加え、以下の点にも注意して予防・対策を行ってください。
帽子や日傘などを利用すると、頭の温度や体感温度が下がります。
日かげなどを利用して直射日光に当たらないように気をつけましょう。
参考文献
日本気象協会:熱中症ゼロへ https://www.netsuzero.jp/