接触式タコメーター(回転計)の使い方

 

回転計(タコメーター)は、エンジンなどの内燃機関・モーター・タービン発電機・冷凍機など、

広範囲の産業用製品の回転数や回転速度を測定するために使われます。

 

中でも、接触式の回転計(タコメーター)では、

回転軸の中心に接触子を押し付けることで、回転数(rpm)を測定することができます。

 

回転軸

また、周速リングを使用して回転軸の円周方向表面に押し付けることで、

ベルトコンベアなどの周速度(m/min)を測定することも可能です。

ベルトコンベア

 

以下の注意点を踏まえた上で測定を行ってください。

・接触測定は基本的に低速用になります。

 製品の説明書等をしっかり読み、使用基準を超える速度の回転体には使用しないようにしてください。

 回転計本体や測定者が回転体によって弾かれたり、巻き込まれたりする危険があります。

・接触測定は、回転計本体を回転体に直接接触させて測定をするため、

 接触子(アタッチメント)が本体に確実に装着してあることを確認してからお使いください。

 確実に装着されていないと、測定中にはずれ、勢いよく飛んでいく可能性があり、人に当たると危険です。

・接触子は消耗品になります。

 摩耗が進むと正確に測定出来ないばかりでなく危険ですので、定期的に交換してください。

 

AD-5173なら、接触測定用ユニットを取り外すことで、非接触式としても使用可能です。

(参考:A&D電子計測機器公式ブログ『非接触式タコメーター(回転計)の使い方』

 https://blog.aandd.co.jp/sp/ad-5173/non-contact )

 

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