高速で回転する機器の回転数測定は危険が伴うため、非接触で行うことが推奨されています。
本記事では、反射テープを用いた非接触測定の方法・注意点をご紹介します。
測定対象物に貼り付けた反射テープに対して直角になるように、
本体のセンサ部分から出る光を反射テープに当てることで非接触で回転数が測定できます。
![非接触測定](https://blog.aandd.co.jp/hs-fs/hubfs/%E9%9D%9E%E6%8E%A5%E8%A7%A6%E6%B8%AC%E5%AE%9A.jpg?width=600&height=350&name=%E9%9D%9E%E6%8E%A5%E8%A7%A6%E6%B8%AC%E5%AE%9A.jpg)
以下の注意点を踏まえた上で測定を行ってください。
・測定対象物にメッキなどの光っている箇所があると、測定できないことがあります。
測定する場所を変えるか、光を反射しない色(黒色など)に塗ってから測定してください。
・反射テープを貼る面は、テープが剥がれないように油分や水分などきちんと拭き取ってください。
・反射テープは平らな場所に貼ってください。凹凸のある面に貼ると測定できない場合があります。
・測定対象物に近づきすぎると巻き込まれたりして大変危険ですので注意してください。
また離れすぎると測定できない場合があります。
回転計本体と反射テープの距離は、製品の説明書等に記載の測定距離の範囲にしてください。
AD-5173なら、接触測定用ユニットを接続することで、接触式としても使用可能です。
(参考:A&D電子計測機器公式ブログ『接触式タコメーター(回転計)の使い方』
https://blog.aandd.co.jp/sp/ad-5173/contact )
![タコメータの 製品ページはこちら](https://no-cache.hubspot.com/cta/default/3931172/e66af00f-e3b6-4b54-93f7-dbf61057946f.png)