放射温度計によるアスファルト舗装時の温度測定

 

土木建築業界では品質・耐久性向上のため、道路工事の際に温度管理が必要とされています。

 

国土交通省の『土木工事共通仕様書』によると、

「加熱アスファルト安定処理混合物を敷均したときの混合物の温度は110℃以上」でなければなりません。

これには、路面の平たん性を確保するという目的があります。

また、同書に「舗装表面温度が50℃以下になってから交通開放を行わなければならない。」と示されています。

これは、交通開放直後の初期わだち掘れなどの舗装初期変化を防止するためです。

 

敷均し後に行う締固め作業も目安となる温度が設定されています。(下図参照)

アスファルト

 

『品質管理基準及び規格値』において、

「土木工事の施工に当たっては、設計図書や特記仕様書並びに土木工事共通仕様書、

また各種指針・要網に明示されている材料の形状寸法、品質、規格等を十分満足し、

かつ経済的に作り出す為の管理を行う必要がある。」とされており、

初期転圧前のアスファルト混合物が110℃以上であるかどうか、

1日4回温度測定を行い、記録する必要があるとされています。

 

アスファルトの温度測定には様々な方法がありますが、

一番手軽なのは、放射温度計による温度測定です。

AD-5618なら本体に測定データの保存ができ、

AD-5634ならMicro SDHCカードに測定データの保存ができます。

また、熱電対センサを使用することもできるため、接触式で温度測定することも可能です。

締固める前にはシース型のセンサ、舗装完了後は表面温度が測定できるセンサを使用することをお勧めします。

 

 

参考文献

国土交通省関東地方整備局:土木工事共通仕様書(第3編 土木工事共通編)

https://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000826516.pdf 

国土交通省関東地方整備局:品質管理基準及び規格値

https://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000826533.pdf 

 

放射温度計の 製品ページはこちら 熱電対温度計の 製品ページはこちら

 

 

 

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