株式会社エー・アンド・デイ A&D Company, Limited

釣りにおける放射温度計での水温測定

作成者: Riho Kato|2022/10/06 6:46:00

 

釣りをする際、水温を意識したことはありますか。

 

魚は水温が1℃変化するだけで敏感に反応し、大きな行動の変化を起こすと言われています。

 

また、魚ごとに適正水温があり、その違いにより居つく場所が変わります。

ベイト(魚の餌となる小魚)などの適正水温も知っていれば、

さらに釣り成功の可能性を高められるでしょう。


水温計があれば、狙った魚の活動しやすい温度を把握し、

的確なアクションやアピールを行うことで釣果につなげることができます。


中でも、非接触の放射温度計ならば、温度計を水に付けずに、ある程度距離を保ったまま水温測定が可能です。

また、約1秒で水温が測定できる迅速性も持ち合わせています。


AD-5617WPならIP67の防水機能付きなので、水辺や雨の日でも安心して使用できます。

 

しかし、放射温度計で水温を測定するにあたって注意すべき点が2つあります。


表面温度を測定してしまうこと

(参考:A&D電子計測機器公式ブログ『放射温度計による水・ガラス越しの温度の測定』

 https://blog.aandd.co.jp/sp/ad-5635/mizu-garasu-ondosokutei )

距離が遠くなればなるほど測定範囲が広くなってしまい、誤差が生じやすいこと

(参考:A&D電子計測機器公式ブログ『放射温度計の測定距離と測定範囲の関係(D:S比)』

 https://blog.aandd.co.jp/sp/ad-5635/dshi )

 

あくまで測定結果は目安になります。

より正確な温度を知るためには、

できるだけ近くで測定を行ったり、何度か測定を行い平均を出したりすることをお勧めします。