熱中症の症状

熱中症は高温・高湿度の環境下で発症のリスクが高まります。

 

熱中症は、高温・高湿度の環境下に晒された際に、

体温を平熱に保つために汗をかき、

体内の水分や塩分(ナトリウム)の減少や血液の流れが滞るなどして、

体温が上昇して重要な臓器にさまざまな症状が起こる障害の総称です。

 

下図は、熱中症発症までの流れを簡単に表したものです。

実際には、その他さまざまな要素が絡み合って熱中症は発症し、

重症化すると多臓器障害・不全を起こし、後遺症が残る可能性もまれにあります。

熱中症発症のメカニズム

 

日本救急医学会では2000年以降、熱中症の重症度による分類を導入しました。(下表参考)

Ⅰ度(現場での応急処置で対応できる軽症)

Ⅱ度(病院への搬送を必要とする中等症)

Ⅲ度(入院して集中治療の必要性のある重症)

Ⅳ度(入院して集中治療の必要性があり、さらに早急な集学的治療を要する最重症)

熱中症重症度分類(2024)

Ⅰ度の場合は、涼しい環境へ避難させ、衣服を緩めたり、体を冷やすことが大切です。

少しでも意識がはっきりしない場合やⅠ度の症状が改善されない場合には、

Ⅱ度以上と判断し即座に病院へ搬送する必要があります。

 

熱中症を上表のようにⅠ度(軽症)・Ⅱ度(中等症)・Ⅲ度(重症)・Ⅳ度(最重症)に分類することで、

重症化の予防と早期発見、応急処置の開始に役立ちます。

 

 


参考文献

 

 

 

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